ひつじのエフォートレスライフ

エフォートレスに暮らしたいひつじのあれこれ

浪費家時代の危険な考え方3つ

 

こんにちは、ひつじです。

 

今日はひつじが無意識のうちにお金を垂れ流していた頃の思考回路についてお話していきます。

 

 

はじめに

 

何を隠そうひつじは"意識高い系浪費家"でした。

ブランド品は持たず、服も多くは持たず、化粧品にもお金はかけない、

ミニマリストに憧れる健気な20代を過ごしてきました。

一方で、ひつじは健康オタクであり、エコにも興味津々な所謂"意識高い系"。

そしてお金が一向に溜まらないどころか減っていく"浪費家"だったのです。

 

さっそく、意識高い系浪費家であったひつじがどのような考えの下で消費活動していたのか見ていきましょう。

 

①「健康や環境に良いことをしてる!」

健康オタクに育ってしまったひつじは、

「わたしたちは食べる物で出来ている(キリッ)」と言っては、

ビオセボンやF&Fなどの高級オーガニックスーパーを常用していました。

 

あろうことかひつじは20代半ばからベジタリアンに転向してしまったため、

植物性のチーズやソーセージなど、一般的に売られているものより高くつく

プラントベースの食材を購入するようになりました。

 

さらに、「買い物は投票だ!」と声高に主張し、

日用品や化粧品も絶対にオーガニックで無添加のものを買う。

当然これらもオーガニックスーパーやコスメキッチンなどで調達していました。

 

当然このような生活をすれば食費・日用品の費用が爆上がりします。

家計簿をつけていなかったので実際いくらかかっていたのかは分かりませんが、

相当な額を"投票"に費やしていたのだと思います。

 

日々の生活にお金がかかりすぎていることは薄々気付いていましたが、

「健康や環境に良いことをするのは人間として当然のことだ」と思っていたので、

財布の紐が締まることはなかったようです。

 

②「これは自己投資」

 

ひつじは新卒でOLになりましたが、仕事のストレスが相当大きかったです。

そんな時に救われたのが、学生時代から続けているヨガ。

 

毎日毎日延々と続く仕事に嫌気が差し、転職したい!フリーランスになりたい!

と考えていたひつじは何を思ったか、

「ヨガインストラクターにおれはなる!(ドン!)」と

ヨガインストラクターの養成学校へ通うことを突発的に決意します。

1年間、毎週末通ってインストラクターの資格が取れる養成講座は総額75万円。

 

晴れて資格を取得し、いざ会社を退職し、フリーランスのインストラクターになりました。

しかし、「まだまだ知識が足りない。解剖学も、ヨガ哲学も、プラスアルファで身に付けなければ…」

という思いに捉われ、色々な講座に手を出していきます。

最初の養成講座の費用も含めると、ざっと総額120万円くらい飛ばしました。

 

この頃は「これは自分への投資」と思って講座にお金を流し続けていました。

"投資"という言葉は恐ろしく、冷静に考えれば回収できそうにない金額でも、

頭がポーッとしていると、何も気にせず注ぎ込んでしまいます。

 

ひつじは持病もあり、ヨガインストラクターという職業を長く続けていくのは無理だ、

とある時点で気付いてしまったため、

いまは職業的インストラクターからは足を洗い、趣味で週末に教えている程度です。

もうある程度知識もついたので、これ以上講座に注ぎ込むのはやめます。

 

③「ストレスを溜めないのって大切」

 

20代のひつじは大酒飲みでした。

 

学生時代にウィスキーとワインをはじめとしたお酒全般にハマり、

バイト代はシングルモルトやワイン、クラフトビールなどに消えていきました。

 

その傾向はOLになっても続きます。

ひとり暮らしOLの部屋の一角に高級な酒類が並んでいる異様な景色。

ひとり暮らしの時は恵比寿近辺に住んでいたので、

仕事のストレスをオーセンティックバーで流して帰る、という相当バブリーなことをしていました。

 

「健康に生きるためにはストレスを溜めないのがいちばん」

「ストレス解消にはヨガも良いけど、やっぱり大好きなお酒よね」

という不健康な謎ロジックの下、お金を飲んでいました。

 

結婚してからも、ひつじ夫との晩酌が楽しくて、

週3程度で2千円くらいのお手頃(だと思い込んでいた)ワインを買って消費する日々。

 

ところが、30歳を目前としてひつじの肝機能が一気に低下し、

アルコールが翌日まで残るという辛い現象が頻繁に発生。

この不快感に嫌気が差し、ひつじはお酒と手を切りました。

 

ひつじ夫の飲酒量も減り、おかげさまでエンゲル係数は急降下。

お酒ってお金かかるし、翌日まで残るとそれがかえってストレスになるので、

何もいいことはありませんでした。

 

まとめ

 

こうして文章にしてみると、ひつじは大義名分を振りかざして

自分の浪費を正当化する傾向にあることが分かりますね。

 

誰しも浪費をしているときは、

「これは必要経費」という自己催眠にかかっているのではないでしょうか。

 

ひつじと全く同じパターンの浪費をしている方は少ないとは思いますが、

ちょっと立ち止まって

「自分が必要経費だと思って結構お金をかけてるものって何だろう?」

と、ご自分の消費パターンを見つめ直してみるのもいいかもしれません。

 

今日はこのへんでおわりにします。

 

では、また。

 

メェ~